不思議な季語

投稿者: | 2019年2月13日

こんにちは。「春夏秋冬コトはいく」のKOTOです。
俳句教室の先輩が詠んだ句に「亀鳴く」という季語が出てきました。亀は鳴くのでしょうか?歳時記をめくっていると、時々不思議な季語を見つけます。俳句教室で出会ったものを少し挙げてみますので、もし歳時記があれば調べてみてくださいね。

亀鳴く

俳句教室で「亀鳴く」という季語を知りました。晩春の情緒や趣きを反映した季語なのだそうです。

亀は実際には鳴きませんが、昔々、亀は鳴くものとされていたそうです。藤原為家の歌「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀の鳴くなり」から、人々に好まれ季語になったとのこと。
亀の鳴くところを聞いてみたい気がします。想像するのもなんだか愉しいです。

佐保姫と竜田(龍田)姫

佐保姫は春をつかさどる女神で春の季語、竜田姫は秋をつかさどる女神で秋の季語。佐保山も竜田山も奈良県にある山です。

龍天に昇る(登る)、龍淵に潜む

龍天に昇るは春の季語、龍淵に潜むは秋の季語です。
龍は、春分に昇天し、秋分に淵に潜むと信じられていたことから。

目借時

春の季語。 晩春、蛙の鳴き声を聞いていると眠くてたまらなくなる頃のこと。
春の深まる頃に人が眠くなるのは、蛙が人の目を借りていくからという俗説から。正直そのような俗説を初めて知りましたが、とても興味深いです。

KOTOの学び

☆季語には、読んで意味をつかめるものとよく意味が分からない不思議なものがある
☆意味が分からない不思議な季語も、遠ざけるのではなく、調べていくとその所以は興味深く親しみがわく

感想

俳句は「ありのままを写生する」とよく言われますが、現実にはあり得ない不思議な季語が存在することを知り、そこがまた面白いと思いました。
すぐには難しいですけれど、これから少しづつ不思議な季語も使ってゆきたいと思いました。俳句は奥深いですね。

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