俳句の春夏秋冬 -期間-

投稿者: | 2019年2月9日

こんにちは。「春夏秋冬コトはいく」のKOTOです。
歳時記を手に入れてから、ページをめくるのが楽しいです。以前、俳句を初めて作ろうとしたときに「二月」が春の季語だと知りました。俳句の季語は春/夏/秋/冬(新年)に分かれています。今回は俳句の春夏秋冬の期間について考えます。

俳句の季節を知る

私の住む地方にも雪の予報が出たりして、2月はとても寒い季節です。でも季語の「二月」は冬ではなく春の季語です。俳句の季節と暮らしの季節感に差があることは、学生時代に習いましたが、おさらいをしてみます。

一年の分け方

身の回りで考えてみると、一年の分け方とその名前にはいろいろあります。 例えば、
春/夏/秋/冬
もそうですし、カレンダーを見ると、
一月/二月/三月/四月/五月/六月/七月/八月/九月/十月/十一月/十二月
睦月/如月/弥生/卯月/皐月/水無月/文月/葉月/長月/神無月/霜月/師走
と書いてあります。

<二十四節気>
古代中国で天文学を元に一年を24に分けてそれぞれの季節の名前が付けられ、「二十四節気」とされました。一年を24に分けるので一節気はだいたい15~16日くらい。ということは、半月ごとに名前が付いている感覚ですね。全部書いてみます。
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨/立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑/立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降/立冬/小雪/大雪/冬至/小寒/大寒

<七十二候>
二十四節気の各節気をさらに5~6日に分けた「七十二候」もあるようです。そのいくつかを挙げると例えば、
魚氷に上る(うおひにのぼる)、獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)、熊穴に入る(くまあなにいる)他・・・

ここまで「一年の分け方」に書いた太字の部分は、すべて季語になっています。
お手元に歳時記があれば、ぜひ調べてみてくださいね。

春の始まりはいつ?

「今日は立春。暦の上では春です・・・」
こんな風に毎年、ニュース番組や学校の授業や、街のどこかで、耳にすることがあります。立春は毎年だいたい2月4日ごろですから、暦の上では2月4日ごろから春。俳句の春も立春から始まります。

立春と節分と豆撒(まめまき)の関係
季語の「節分」は立春の前日ことで、「豆撒」は節分の夜の行事です。
同じ2月ですが、「立春」は春の季語、その前日の「節分」と「豆撒」は冬の季語です。
また、先に触れた「二月」は春の季語ですから、この「二月」は立春以降のことなんですね。
※こちらもぜひ歳時記で確認してみてくださいね。

春夏秋冬の期間

俳句の春夏秋冬
は、立春(2月4日ごろ)から立夏(5月6日ごろ) の前日まで
は、立夏(5月6日ごろ)から立秋 (8月8日ごろ)の前日まで
は、立秋 (8月8日ごろ)から立冬(11月8日ごろ)の前日まで
は、立冬(11月8日ごろ) から立春(2月4日ごろ)の前日まで
(新年は、元日から1月15日まで)

KOTOの学び

☆俳句の春夏秋冬を知ると、季語に一歩近づく!

感想

常夏や常冬の国もあれば、二季や四季のある国もあり、暮らしている地域によってそれぞれに一年の捉え方や感じ方があるのだと思います。 たまたま日本で生まれ育った私は、暮らしの中で春夏秋冬の移り変わりを感じながら過ごして来ました。歳時記を手に取るとたくさんの季語に出会います。たくさんの季語を見ると、俳句は暮らしの中で季節を感じながら作るものなのだと改めて気づきます。

「二十四節気」や「七十二候」 は正直なところ、KOTOには馴染みのないものが多く、なかなか覚えられそうにないですが、こうした一年の捉え方やその名前を知るところから始めようと思います。

二十四節気の折々に、その時季の節気を使って俳句を作っていくといいですね。馴染みのない節気がぐっと身近になるのではないでしょうか。

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